手術成功！

親父の手術は無事成功しました！昨日ここにＵＰしなかったのは、レンタルしているブログサービスの管理画面が開かなかったのでＵＰできなかっただけで、特段何か有った訳ではないんです。

手術自体は成功しましたけど、麻酔の性で一時的に精神不安定になってしまったので、色々大変でしたが２日目（昨日の朝から）からは精神的なものはだいぶ良くなりました。ただ元々血圧が高い人だったんですが、術後は血圧が低い状態（でも正常値）と軽い脱水状態と酸素飽和度が低めな事が有り、少しばかりだるそうでしたが、医者曰く『まー大丈夫でしょう』との事です。夕方からは起き上がって（ベットの背にもたれながらだけど）テレビを観たり、水も１日５００ｍｌまでなら飲んでいいという許可も出たんで、ようやく安心できたみたいです。やっぱり水が飲めなかった事が辛かったらしく、呑めるようになってからは、軽く話も出来る状態にもなりました。

今回の手術で俺自身が辛かったのは（親父が一番辛いけど）麻酔から覚めて色々問題を起こした事に大変なショックを受けました。麻酔から覚めて無意識のうちに暴れたり、暴言を吐いたり、怒鳴ったりする事は、たまにあるそうです。これは患者本人の性格にも寄るらしいのですが、手術に対する不安とか、病気に対する不安といったストレスが一番大きな要因らしいんです。またそのストレスを普段から上手く発散出来ていないと同じ様な状態になるんだそうです。そして普段から不安を訴えたり感情を抑えたりする人等が特にそのような状況になりやすいんだそうです。

俺がショックだったのは、親父がこんなにもストレスを溜め込んでいたのにも関わらず、俺が感じ取れなかった事。そして逆に俺が自分のことで精一杯だった時に、相談にのってくれたり、激励してくれたり、怒ってくれたり、色々話してくれたりしたという事です。親父なんか俺の何倍もストレスを感じ取っても、俺の為に話を聞いてくれたり、逆に話をしてくれていたりとか親身になってくれていました。俺なんか自分の事ばかり考えて動いていた事が情けなくて、悲しくて・・・・。自分自身に怒りさえ覚えました。俺はなにやってんだ！って感じで・・・・。それから『看護婦さんとか、医者やお袋、兄貴にあたんなくて。俺を殴ったり、俺を怒鳴ったりして良いんだよ。そしてごめんね心配ばかりさせて。』って本当に感じて涙が自然と流れました。俺が辛かったのはこの感情です。親父は自分の事以上に俺の事を心配していたと言う事が本当に情けなくて、悲しくて怒りを感じました。

俺自身がもっとしっかりしなければ行けないと改めて感じました。金銭的な事、生活面のこと、全てにおいて『安心』『対等』な関係になれるようにしていかないと、いつまで経っても親父は心残りな事ばかりになってしまう。一朝一夕には行かないけど、俺はもっと大人にならなければ行けないと決心しました。

俺はもう３３歳です。実年齢は。でもまだまだ子供です。行動や姿勢が伴っていないんです。まだまだ精神的には１５歳にもなっていないんじゃないかな？本当に情けないです。でも今は留まりません。今は動かなければいけない時なんです。そうしないと折角もらった親父からの言葉を台無しにしてしまいます。でも気負いもしません。自分の足で歩いて行きたいと思います。そしていずれ何十年掛かろうとも対等な関係で話が出来る日を探して行きたいと思います。

最後に『親父ごめん。もうちょっと待ってて』それから『お疲れさん。今は自分の事だけ考えてな！』